どうも。sokiです。
今回は親へカミングアウトしようか悩んでる人に向けての記事です。
カミングアウトすべきでない人
親にカミングアウトしようか悩んでいるっていうことはカミングアウトに何か期待しているということではないでしょうか?
どんなことを期待していますか?
もしかしたら、「ゲイの自分を受け入れてもらって自己肯定感を得たい」と期待しているのではないでしょうか。
そうであればカミングアウトはすべきではないと考えます。
確かにゲイであることに悩んでいる人にとっては、親に本当の自分を認めてもらえることは強力な自己肯定になります。
とても幸せになれます。
しかしカミングアウトして親に認めてもらって自己肯定を満たされるのには、あらかじめ十分な自己肯定が必要になることがあるのです。
カムアは対話のスタート地点
カミングアウトすることはゴールではなく、対話のスタート地点に立つことです。
親世代はセクマイに関する知識がほぼ無いのが普通ですし、偏見がある場合も多いです。
子供のセクシャリティを理解しようと努力はしてくれますが、すぐには受け入れられない親が大半です。
実際、自分がゲイだと知って受け入れるのにすごく時間がかかりませんでしたか?
もしかして、まだ受け入れきれてない人もいるのではないでしょうか?
親も一緒です。特にすごく結びつきが強い関係なので、自分のことのように心配してくれます。
だからこそ受け入れるのに時間がかかるわけです。
それゆえ、受け入れようとする過程の中で、親に色々なことを聞かれることもあります。
時には嫌なことを言われることもあります。
僕の場合は、カミングアウトしたその日は受け入れてくれましたが、
数週間経ってから、
「他のゲイと出会うと異性愛に戻れなくなる」
「彼氏を同性愛者にしてしまって相手の親に迷惑」
「子供をつくって社会に貢献しなさい」
など色々言われました。
そう言われるのは仕方がないことだと思います。親が悪いのではなく、今までセクマイを取り扱ってこなかった社会が悪いのです。
その一つ一つの疑問や親の考え方に対して誤解のあるところは解きながら、親と対話していきました。
カムアには十分な自己肯定が必要
このように親と対話するのには十分な自己肯定が必要です。
嫌なことを言われても、自分の意見を胸を張って言えるだけ自信がないといけないんです。
だから自己肯定がない人がそれが欲しいからってカミングアウトするのはやめたほうがいいです。
カミングアウトして自己肯定を得るためには、あらかじめ十分な自己肯定が必要なのです。
では、自己肯定がない人はどうやってそれを得ることができるのでしょうか?
その最も簡単な方法はゲイの友達や恋人を作ることです。
詳しくは下の記事を参照してください。

自己肯定があればカムアなんてどうでもよくなる
しかし実際、ゲイの友達や恋人を作って十分自己肯定感が満たされれば、
カミングアウトしなきゃなんて思わなくなります。
自分で認めてあげられてるから、親に認めてもらおうなんて思わないんです。
僕の場合は親に彼氏のことを隠すのがめんどくさくなったのでしましたが、認めてもらうためではないんですね。
そのあたりの話はこちらの記事もぜひ参考に。

まとめ
カミングアウトしなきゃ幸せになれないわけではないし、
カミングアウトしたから幸せになれるわけでもないのです。
幸せになれるかどうかの鍵となるのは自己肯定。
それを満たすのにはゲイの友達や恋人を作るので十分です。
カミングアウトはその後でも遅くはないのです。
以上、カミングアウトしようか悩んでいる人に向けての記事でした。